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#100 祝100回!うしコラム♪

どうモー、うしコラムです。

とうとうきました、100回目ーーーーー!!!♪ヾ(≧▽≦)ノ

 

2022年3月からなので、いやー、2年半ですか。

途中からレシピ動画を入れるといった工夫も始まり、書き手としては毎度楽しみながら情報発信させていただいております。

何について書こうかと毎度悩みはするのですが、探してみると意外と身の回りに牛の絡むネタはころがっていて、牛がいかに人間の生活に密着しているか、あらためて再発見させられる日々でした。

これからも牛と私たちの接点を楽しくご紹介できるよう、がんばります!(^^)/

 

100と言えば

皆さんは100と聞いて何を連想するでしょうか?

私は、子どもの頃にさほど縁のなかったテストの100点か、当時は100円で買えた缶ジュースか(歳がばれる)、1メートルは100センチ、1ドルは100セント…

 

水の沸点100℃、なんてのもありますね。

 

子どもの頃は、

「水は0℃で凍り、100℃で沸騰、キリのいい数字でそんなことが起こるなんて、すっごいフシギ!!」

なんて思っていたのですが。

 

しかしその後、1742年スウェーデンの天文学者アンデルス・セルシウスの提案が発端で、水の凝固点を0度、沸点を100度と定義するという、「摂氏(℃)」という温度単位誕生の歴史を知り、

「水を基準に温度が決められたのなら、不思議でも何でもないな…」

と微妙な気持ちになったものでした。(´ω`*)(遠い目)

 

「(湯を)沸かす」という意味の料理がある

さて、100℃=沸騰から連想する料理がこちら。

 

パナマやコロンビアといった中南米で、家庭の味として親しまれている「サンコーチョ」という料理をご存じでしょうか?

肉を芋類・豆類・トウモロコシなどと煮込むスープ料理で、ラテン風ポトフといったところ。

一般的にはシンプルに肉の出汁と塩をベースとした味付けなのだそうで、白いご飯にもぴったり合う!との評判です。

 

この「サンコーチョ」という言葉、実はスペイン語で「沸かす」という意味なのだそうで、ほら、「100」回目のコラムに紹介するにはぴったりの料理ではないでしょうか!?

 

検索してみると鶏肉や豚肉を使うレシピが多いのですが、ここは贅沢に秋田牛を使ったサンコーチョにしてみたい!

 

という事で次回、「秋田牛のサンコーチョ」のレシピをご紹介します。お楽しみに!

 

 

 

 

 






#99 100回目前!白い牛のはなし

どうモー、うしコラムです。

なんといよいよ99回、100回まであとひとつ…

色々書いてきたなぁと感慨深いですが、せっかくなら99と牛を絡めて書きたいという欲が沸々としており、さあ今回はどんなこじつけが出てきますか!?

99と言えば

昔から99歳のことを「白寿」と言いますが、これは「百」から「一」を引いたら「白」になるというダジャレからきたものと言われています。

白…い牛って、特に肉牛としては日本ではまず見かけません(乳牛では、たくさんいるんですけどね)。

大抵、黒毛和種という、黒っぽい毛色の牛が使われています。

逆に世界では普通にいたりするのかな?と思いググってみると、これが都合よくいるのです。

 

その名もシャロレー牛。

 

フランス・ブルゴーニュ地方のシャロレーやヌヴェールといった地域が産地のこの牛は、その美しい白い被毛と豊かな肉質から「白い宝石」とも称されます。ほら白い!

その肉は赤身が多く、脂肪は少なめ、それでいてしっかりとした旨味があると言われ、フランス国内外で高く評価されているそうです。日本で言うと、「褐毛和種」(熊本の「あか牛」など)が同じようなポジションになるのかな?

白い被毛と鮮やかな赤肉、紅白で実にめでたい牛ですね!

 

フランス・シャロレー地方といえば

さて、こちらフランスのシャロレー地方は、ググってみるとフランスの中央部、北緯46度30分あたりにあるではありませんか。

なんと都合の良いことに、これは…秋田県南部に相当する緯度なんですねー!

秋田もフランスのシャロレー地方も、寒冷地特有の気候を持ち、四季を通じて寒暖差がある地域です。

牛は暑さよりも寒さに強いので、寒冷地=牛肉の産地というところでつながるのかもしれませんね。

 

ところで、寒さに強いと言っても、耐寒のためにカロリーを消費するので、寒ければ寒いほど発育が良いというわけではありません。

寒さに対抗する手段のひとつが、体に蓄えられる「脂肪」。

日本では、筋肉に適度に脂肪(サシ)が入ることで寒さに耐えるという品種が、日本人の嗜好にも合って選ばれていったわけですね。

海外では脂肪の少ない肉が好まれたのか、「脂肪が少なくても寒さに耐える牛」が選ばれていったように思います。

一体どうやって寒さをしのいでいるのかな…と、牛に対するナゾと興味はますます深まるばかりです。

 

そんなわけで、むりやり秋田に着地したところで、次回いよいよ100回目です!(^^)/

(☝びっくりしたことに、上までの文章で文字数は999文字でした(笑))