どうモー、うしコラムです。
先日ハロウィンがありましたので、ちょっと魔物系のお話。
牛は昔から人間の身近にいるためか、神の化身にも魔物の類にもなっていますね。温厚で恵みをもたらすたおやかな姿は神のモチーフとなり、強く荒々しい側面が禍々しいものをきっと連想させたのでしょう。
にんべん(イ)に牛と書くと「件(くだん)」という妖怪になります。絶対に外れない予言を残して死ぬ妖怪です。もう「なんのためにそんな生き方を…」と思わずにはいられません。日ごろ使う「例の件、どうなった?」というのは、「件(くだん)が言い残したあの話はその後どうなった?」という意味ですね。
そのほか、地獄の看守は「牛頭(ごず)」といって、文字通り牛の頭をしていますし、いわゆる「鬼」も頭に角があるのは牛がモチーフだからと言われています。鬼の通り道である「鬼門」が「丑寅(うしとら)」の方角にあるのも偶然ではないでしょう。
西洋では悪魔と言えば山羊のイメージがあるので、ハロウィンに牛は馴染みませんかね?
いやいや、たまには和のテイストで鬼神の類の仮装を楽しんでみるのもよいのではないでしょうか。例えばこういう…
って、「なまはげ」やないかー-い!(-_-)/
どこまでも秋田県推しのブログですので、おあとがよろしいようで。m(__)m
食肉総合卸