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#5 秋田由利牛を味わいつくそう!

どうモー、うしコラムです。
ところでご存じでしょうか?今、秋田由利牛が熱いということを!
秋田由利牛振興協議会が仕掛ける、クラウドファンディング”「和牛界の刺客 秋田由利牛」が業界の常識破りに挑む!精肉も内臓もすべて、まるごと提供します”

これは…すごい!こんな機会はめったにない!

秋田由利牛を、もしもご希望なら1頭丸ごとどの部位も、タンやホルモンなども含めて全て味わい尽くせるという前代未聞の企画。
四の五の言いません、下のサイトをぜひご覧あれ。
この機会に秋田由利牛を心行くまで味わってみませんか?
業界の常識を破る企画が実現するストーリーも面白いですよ!

クラウドファンディングサイト
https://shopping.nikkei.co.jp/projects/akitayurigyu
プロジェクト紹介サイト(JA)
https://www.jacom.or.jp/niku/news/2022/03/220304-57292.php

秋田由利牛はどこから食べてもうまいんだ!






#4 牛ってどうして「うし」っていうの?

どうモ―、うしコラムです。

牛の肉っておいしいですよね、今日もありがたくいただきます。

しかし…牛って、どうして「うし」と呼ばれるようになったのでしょうか?鳴き声がもとになっているわけでもなさそうですしね。

牛は大昔から人間と生活を共にしていました。アルファベットのAはもともと牛の頭の形からきているというぐらい昔から。農耕にも使われるようになり、そして食べるとおいしかった。日本に伝来したのは稲作と同じ時期にユーラシア大陸(ってざっくりですが)から、と言われています。

諸説あるようですが、書籍を紐解いてみると、うしという呼び名については中国語の下のような言葉を語源とする説が書いてあって。

・大きい(口に大=ウ)姿(形=シン)

・はたらく(務=ウ)強大なもの(犀=シ)

・猛々しい(武=ウ)強大なもの(犀=シ)

・おいしい(嫵=ウ)食べ物(食=シ)

・大きい(口に大=ウ)お供え物(牲=シン)

以下想像ですけど、牛を始めてみたご先祖様が、「こ…この生き物は…なんすか!?」と運んできた人(多分漢語を話す渡来人)に問うたところ、

「務犀!(働く動物だよ!)嫵食!(食べるとうまいぜぇ!)」との答えで、ははぁ、ウシねぇ…と、

なったんじゃないかと、勝手に思いを馳せております。

※参考図書:江副水城著「獣名源」(パレード)

 






#3 お肉の「サシ」って、なに?

どうモ―、うしコラムです。

和牛って本当においしいですねー…。高いお肉には筋肉の間に脂が入っていて、これが「サシ」と言われるおいしさの秘密です。

この脂は40~50度ぐらいで溶けて、焼き肉やステーキのとろけるうまみにつながります。

冷めると脂が固まって風味・舌触りが悪くなるので、あったかいうちに食べたほうが、俄然おいしいです。余談ですが鶏の脂の解ける温度は30度前後なので冷めても人間の体温でおいしく食べられるというわけで、唐揚げなどでお弁当に重宝される所以です。

さて、一口に和牛と言っても黒毛和種、褐毛和種、無角和種などいくつか種類があるのですが、この「サシ」が入りやすいのが黒毛和種なんですね。そして日本ではサシの入り方でお肉の価値が評価されるので、今や日本の和牛の98%が黒毛和牛になっているのです。

ちなみに牛って、牛乳を出す牛もいますよね。ホルスタイン種と言って、もちろんメスしか牛乳を出さないので、雄はお肉になる運命なのですが、ホルスタイン種にはサシを入れる遺伝子がないので、「サシ入りのいいお肉」は期待できないようです。






#2 牛って、動くスピードは遅いの?

どうモー、うしコラムです。

最近あまり聞きませんが、そりゃー「牛歩戦術」(国会などで時間切れを狙ってゆーっくり投票をやる場面があるのです)なんて言葉があるぐらいですし、おじゃる丸だって牛車でゆったりゆったり運ばれているじゃないですか、ゆっくりに決まっているじゃないですか。

 

なんて思ったら大間違いで。

 

先日牧場での仕事中、牛を追いかけたら、簡単に置いてかれました。走るとまぁ早いのなんの!

それもそのはず、牛は走ると時速20km以上、なんなら時速40km出せることもあるそうで、もはや原付なみ。

長靴にツナギ姿の人間では、それは追いつかないわけでした。






#1 牛って、どこにどのくらいいるの?

どうモ―、うしコラムです。

牛にはお肉になる牛と牛乳を作るための牛と、それぞれ違う種類の牛がいるのですが、日本でお肉になる牛の数は、令和3年の統計で260万頭でした。

肉用牛の飼育頭数トップ5の都道府県は、1位北海道、2位鹿児島県、3位宮崎県、4位熊本県、5位岩手県(令和2年統計)となっていて、この5道県で日本の肉用牛の半分以上が飼育されています。地方で見ると、1位は九州沖縄、2位北海道、3位東北、4位関東、5位中国…と続きます。

九州では阿蘇など牧草地がたくさんあったという背景がありそうですが、東北の場合は、実は有名な米どころだったから、というのが理由のひとつ。「なんでお米と関係が?」と思うでしょ?

昔、お米を作るのに労働力として牛を使っていましたし、稲わらの部分と、米の後に植える大麦が、いい具合に牛の餌になっていたわけです。おいしいお肉には筋肉の間に入る脂分、つまり「サシ」が必要なのですが、お肉にサシを入れるには稲わらはちょうどよい餌でもありました。

というわけで、米どころと牛は切っても切れない関係があるのです。

かまくらミートでは県内のお米屋さんとコラボキャンペーンをやったことがあり、これは大好評!ご応募いただいた皆様、ありがとうございました!

秋田牛と秋田のお米は、今日もおいしいよっ!