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#46 牛肉×ChatGPT=?

どうモー、うしコラムです。

今回は流行りに乗じてChatGPTにコラム記事を書かせてみました。

試しに「『牛肉』というキーワードをGoogle検索した時、上位にヒットするような、秋田牛に関するブログ風記事を800文字程度で書いて」と指示すると、なんとも堅苦しい文章が出てきたので、更に「もうちょっとフレンドリーな感じで、『どうモー、うしコラムです。』から始めてください」という指示を追加してできた文章がこちら。さあご賞味あれ!

 

ChatGPTくん作成のコラム

どうモー、うしコラムです! 今回は、日本を代表する高級牛肉、秋田牛についてお届けします。

秋田牛は、その美味しさと品質の高さで有名な牛肉ブランドです。黒毛和種の中でも、品質をクリアした肉質の最高のものだけが秋田牛として認められています。

秋田牛の最大の特徴は、しっかりとした霜降り肉です。この霜降り肉が肉を柔らかくし、独特の甘みと旨味を引き出します。そのため、シンプルな塩や胡椒で味付けをするだけでも、十分に味わい深いお肉として楽しむことができます。

その美味しさは、一度食べたら忘れられないくらい印象的なものです。

秋田牛の生産者たちは、一頭一頭に心を込めて育てることで、最高品質の秋田牛を育てています。秋田県内には、秋田牛を提供するレストランや食肉店がたくさんあり、またインターネットでも購入することができます。

そんな秋田牛、一度は読んでみたいですよね! ぜひ、今度の特別な食事の際には秋田牛を選んでみてください。

 

人間からのコメント

うーん、こんな文章が書けるとは驚きです。

そして秋田牛を一度は読んでみたいとは。そんなボケをラストに持ってくるとは。思いつかなかった。

でもChatGPTがそう認識したように、入学や就職・異動・昇進など、お祝いする場面もたくさんある季節、特別なひと時の彩に秋田牛はぴったりでしょう。

ECサイトはコチラですよ!

 

 






#45 牛のよだれ雑談

どうモー、うしコラムです。

 

祝!うしコラム、とうとう1周年

第1回は2022年3月3日公開でした。うーむ、もう1年ですか、早いものです。

少しでも牛の魅力を皆様にお届けできていたら嬉しいです(^^♪

 

この1年、本当にいろんなことがあり、牛の奥深さを体で感じる年となりました。いずれ「牛獣医の修行日記」でご紹介しますね。お楽しみに!

 

怪奇!晴れの日の雨漏り

それは冬の寒さも和らいだ先日のこと。

いつものように牛の直腸検査で卵巣を探っていたのですが、私のようなまだ下手の獣医はなかなか卵巣が捕まらない。

卵巣を掴むため、体勢を変えたりして、ちょっと屈みながら(牛に蹴られる可能性があって危険なので良い子はマネしてはいけません)探っておりますと

…頭にぽたーりぽたりと雫が落ちてくる。

え?雨漏り?雨降ってたっけ?

…と思って見上げるとそこには牛の顔!

牛が私の頭によだれを落としているのでした。

 

…え?怖くない?当の本人にとっては割と命の危険を感じる状況なのですが(;^_^A

場合によってはそんな時、牛は発情していて、さぁのし掛かろうかいとしている瞬間だったりするのです(恐怖!!)。

 

牛の唾液は大量、そして働き者

牛の唾液の量は、1日当たり100L にもなるそうで。

ことほど大量の唾液を作るため、牛の唾液腺はとても大きく発達しています。

唾液と言えば、小中学校ではでんぷんを分解する役割があると習いますが、牛ではちょっと別の役割があるんですよ。

 

まず、牛は反芻するので、食べた食物をスムーズに動かすためにも唾液はとても重要です。唾液が不足すると反芻しにくくなるので、実は地味に大切な役割を果たしています。

 

次に、第1胃の環境をと整える役割もあります。

牛の胃は4つに分かれていて、第1胃は食べた草の発酵槽。草を発酵させるのは微生物のお仕事。

草が発酵する過程で酸が発生するのですが、実はこの微生物、発酵が進むと自分で作った酸で死んでしまうという間抜けな一面があります。微生物が死んでしまうと発酵できず、牛は栄養を吸収できなくなります。

そこで唾液の出番。牛の唾液はアルカリ性で、第1胃内部で作られた酸を中和し、微生物が働きやすい環境を作るのです!

 

牛のよだれのように

さて、牛の唾液にはなんと育毛剤としての効果もあるらしく、頭の上に垂れてきていたよだれですが、それならまあ無下に拭き払うこともないかなと…

とはなりませんでしたけどね、すぐ拭き取りましたが(;^_^A

牛のよだれは長く糸を引くように滴る様子から、根気強く長続きすることの比喩にも使われます。

このブログもよだれのごとく長続きするよう頑張ります!

 

 

 

 

 






#44 牛が3頭集まると

どうモー、うしコラムです。

 

牛の繁殖をやっていると、双子だったらどうしよう、とビクビクすることがあります。難産になることもあるので。

しかし場合によっては三つ子ということもあるようで、実際その現場にいたらと思うとぞっとします。

 

牛の用語というわけではありませんが、多胎に関する言葉は面白いですね。

双子の胎子(動物の場合は「胎児」ではなく「胎子」と書きます)ことを双胎と書きますが、三つ子以上にもそうした呼び名があるのです。

三つ子のは品胎、四つ子は要胎、五つ子は周胎。

四角で囲われた部分が品には3つ、要には4つ(下の「女」の部分はカウントしないんだなぁ)、周には微妙ですが5つあるということですね!

 

ふむ、牛の繁殖現場では品胎ぐらいには会うことがあるかもしれない、覚悟しとこう。と言った方が賢く見られそう。

 

ところで、牛が3頭集まった字もあるのですが、ご存じでしょうか?

これです。「犇」…何と読むと思います?

 

答えは「ひしめく(犇く)」でした!日頃、牛にもみくちゃにされているとなるほどーと納得します。牛が3頭並んだところに入り込んだら、下手すりゃ圧死するなと覚悟するほどで、ああ犇いているなぁと思います。

 

お願いだから母牛の体の中で品胎になって犇かないで、と祈りつつ今日も繁殖頑張ります。