どうモー、うしコラムです。
さて、前回の「牛肉って体にいいの?」の続きです。
前回、牛肉の優れた点についてお話ししました。
もちろん反対の意見もあって、肉食に関する論争は近年激化しているようです。ある人は「動物性たんぱく質は腸内環境を悪化させ、腸内細菌に毒素を産出させ、それが全身をめぐって様々な病気を引き起こす」と言い、またある人は「動物性たんぱく質を断って菜食にすると、体の抵抗力が落ち、短命になる」と言っています。はてどっちを信じればよいのやら。
以下、個人的な意見になりますが、「どっちもあるよなぁ」というのが正直なところかと思います。昔から日本人は野菜中心で、それに適した消化管になっているでしょうけど、同時に、肉を食べると滋養がつくことも知っていたわけですしね。それこそ、言葉を生み出してまで肉を食べてきたのですから。(ブログ#8参照)
腸の中で食べたものがどのように代謝されるかも個人差があって、どれを食べれば健康になるとか、ひとくくりにできる見解はまだないというのが現実だと思います。
というわけで、バランスよく、野菜を多めに、お肉も適量に!というのがこのブログでの結論です。
食べ物は健康のためだけに食べるものではない、とも思うんですね。家族や仲間と楽しいひと時を過ごしたり、ハレの日を豊かに彩ったりするのに、お肉はとても大事な役割を果たしてくれると思います。
かまくらミートのお肉も、そんな日常や特別な日のおともになれたらと、心から願っています。
食肉総合卸