どうモー、うしコラムです。
ちょっと今日は異色な、戦国時代の秋田の牛のお話を。
唐突ですが、2022年10月現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、面白いですね!
脚本家・三谷幸喜氏の大河ドラマは「鎌倉殿」で3作目。今回は鎌倉近辺がその影響で盛り上がっていることでしょう。
2作目の大河ドラマ「真田丸」(2016年)も大人気でしたね。放送当時、ドラマの舞台となった長野県…から遠くはなれた秋田県でも観光客が3倍増したそうです。って何故!?
実は「真田丸」の主人公・真田幸村の娘の嫁ぎ先が秋田のお殿様佐竹氏だったから、ということだそうで。
そこにくっつくように牛のエピソード。実は秋田初代藩主・佐竹義宜に仕えた鷹匠に浅利牛欄という人がいたそうです。…ほら、「牛」の字がついているじゃない(汗)。
しかしこの浅利牛欄、秋田にとっては重要人物。
秋田県には「横手鷹」と呼ばれる日本屈指の鷹画の流派があるのですが、実はその開祖と言われているのが、誰あろう浅利牛欄!
元々は武士だった浅利牛欄ですが、鷹画の絵師としても活躍し、秋田の芸術史にその名を残すことになったのです。
秋田の芸術と「牛」との微妙な接点にちょっと驚いて、ご紹介した次第でした!
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