どうモー、うしコラムです。
今年は3月中旬になっても寒く、しかも九州でも雪が降る変な天候でしたね。
前回に引き続き、春の名物・桜にちなんだお話を少し。
桜の色はいろいろ
桜の花の色と言えば多くの人が淡いピンク色をイメージすると思いますが、実際には様々な色があると思いませんか?
実は同じソメイヨシノでも花の色には微妙な違いがあり、濃いピンクからほぼ白に近いものまでさまざまです。これには、気温や土壌の影響、日照時間、樹齢が影響していると言われています。
特に気温が低いとアントシアニンという色素が増え、花の色が濃くなるそうで。
となると、今年は寒かったので、もしかすると濃いピンク色の花が咲くかもしれませんね!
春にぴったり秋田の日本酒
そんな春の風情を楽しむのにぴったりの日本酒がないかなーと探したら、ひときわ目立つピンクのラベルを発見。
どーん!
この存在感は凄いですね。
秋田県の山本酒造が手がける「山本」のうきうき。このラベルは春限定なのだそうです。
味はやや辛口で軽やか、フルーティで飲みやすく、女性にもお勧めとのこと。
酒粕の再利用
この日本酒と牛に関する面白いエピソードがあったのでご紹介します。
実はこの山本酒造では、酒造りの過程で発生する酒粕を再利用し、牛(秋田牛ではないのですが)の飼料として活用しているそうです。
酒粕には栄養が豊富に含まれており、牛の食いつきもとても良いのだとか。
秋田県に限らず、様々な酒の産地で、酒粕・焼酎粕を豚や牛の飼料に再利用するという動きがみられ、循環型の産業に向けての取り組みが進んでいます。
ちなみに秋田牛は、酒粕ではありませんが、秋田産飼料米を一定期間食べて育ちます。地域の農業と密接につながりながら大切に育まれていますよ!
秋田牛と秋田のお酒でお花見を!
さて、しっかり食べごたえはあるのに口当たりスッキリの秋田牛と秋田のお酒の組み合わせは、まさに絶妙!
軽やかな飲み口の日本酒は、秋田牛の豊かな味わいを引き立て、口の中で心地よい余韻を残します。
例えば、炭火で香ばしく焼いた秋田牛のステーキに、ほんのり冷やした「山本」を合わせれば、花見の席もより一層華やぐことでしょう。
春の風を感じながら、桜の下で秋田牛と日本酒を楽しむ…そんな贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。自然の恵みを受けた秋田の味覚とともに、春の訪れを満喫できること間違いなしです。