どうモー、うしコラムです。
おかげさまでうしコラムも4年目に突入しました。ますます牛の世界を深掘りしていきますので、今年もよろしくお願いいたします。
今年はまず、お肉屋らしくお肉の部位に関するお話からどうぞ。
さて、牛獣医なんて仕事をしておりますと、牛に関するご質問をいただくことがちょくちょくあります。その中のひとつにあったのが、「牛のお尻ってどこですか?」
あらためて問われてみると、どこだろう?となりますよね。皆さんならどうお答えしますか?下の図で「ここらへん」と予想してみてください。

正解はコチラ、じゃん!
どうですか?当たっていましたか?

お尻とは「後ろ足の付け根から尾の付け根にかけての、骨盤を構成する領域全体」なので、この図のようになるんですね。だから腰付近がそのままお尻というイメージです。
多くの人は尻尾の付け根から真ん中あたりまでの後ろ足付近を指さすのですが、実はそこは太ももなのです。牧場のスタッフに「お尻に注射を打っておいてください」というと、大抵太ももに打たれてしまうという不思議現象多発地帯です。
お肉の名前で言うと、お尻のなかでも頭寄りにある部位は「ランプ」、尻尾寄りにある部位は「イチボ」と呼ばれています。
ランプ(rump)は英語でそのまんま「お尻」という意味。イチボは牛の腰骨(骨盤)がH(エイチ)の形に似ていて「エイチボーン」と呼ばれていることからその名がついたそうです。
さあ、これでお尻まわりのお肉を2つ覚えることができました。
先ほどさらっと「腰付近がそのままお尻」と書いたのですが、実はこれ、ある重要なお肉の名前につながるポイントになっています。さあそれは何!?続きはまた次回!
















