どうモー、うしコラムです。
秋田県横手はこの時期、かまくらで盛り上がっております。今年は雪が少なくてまだ作っていないのですが、弊社の前も毎年だいたいこんな感じで。

夜、明かりを灯すと更に幻想的です。

秋田の2月中旬は行事がメジロ押しで県全体が熱いですね。男鹿ではなまはげが、湯沢では犬が、そして角館や横手ではかまくらが主役のイベントが行われます。
これらはそれぞれ伝統行事なのですが、実は旧暦1月15日、現在の2月中旬に当たる時期を小正月といい、新年あけて最初の満月に神様がやってくるという信仰に基づくイベントなのだそうです。雪深く夏が短く自然の厳しい東北地方は、その年の安全と豊作をより強く願い、小正月を盛り上げる風習が根強く残りやすい環境だったのかもしれません。
こと、かまくらに関して言うと、もともと水神を祀る祠が起源なのだそうで、「神庫(かみくら)」が訛って「かまくら」になった、という説もあるぐらい。昔、横手は水資源が少なかったらしく、そのためこのような水神信仰が定着したと言われています。写真のように中に神棚を添えるのが、本来のかまくらの姿といったところでしょう。
ちなみに、和牛は大人のメス牛で1日に30リットルぐらい、わりとガブガブ水を飲みますので、土地柄を考えると、よくぞ畜産ができるまで自然の恵みを引き出せるようになったものだと、先人の苦労に頭の下がる思いです。
ところで私は子どもの頃、かまくらを、山と積んであるただの雪の塊と勘違いしててっぺんまでよじ登り、ふぅーと達成感を味わったところで屋根が抜けて内部に落下。下に誰もいなくて(そして神棚も無くて)事なきを得た…という思い出があります。中が空洞とは気づかなかったんですよ…。横手のかまくらは見た目に特別感があるので、まずそんな勘違いはなさそうですが、ホントに危険なので、かまくらにはよじ登らないようお気を付けください。
















