どうモー、うしコラムです。
我が家の周りではセミが大合唱。セミが鳴くようになると梅雨明けだなぁと思います。
となると、いよいよ夏真っ盛り。こんな季節には、しっかりとスタミナをつけて乗り切りたいもの。
夏でも食が進む高エネルギー食と言ったら、揚げ物でしょう!!
てなわけで、今回のテーマは「牛カツ」です。
牛カツの発祥
牛カツの原型は明治時代、肉にパン粉をつけてバターや油で焼くフランス発祥の料理を「コートレット」と呼んでいたのですが、その脂っこさが当時の日本人にウケなかったようで。
そこでカラッと揚げるスタイルに変化して、しかもお求めやすい価格になるよう豚肉で作ったものが、豚のカツレツ=トンカツだったそうです。「カツレツ」というのはコートレットから変化した言葉ですね。
サクサクの衣にジューシーな肉の素敵なハーモニー。日本が誇る屈指の発明品のひとつと言ってよいでしょう。
「これエエやん!」と全国に広まるのですが、牛肉を好んだ関西圏ではカツレツを牛肉で作るようになったとか。
こうして生まれたのが牛カツで、「牛カツ京都勝牛」など、今では日本各地どころか海外でも美食家を唸らせているお店もありますね。
牛カツの楽しみ方
牛カツの楽しみ方は色々あります。
比較的しっかり熱を通すトンカツと異なり、牛カツはレア~ミディアムレアでも食べることができます。その色合いがまたステキ!(上の写真!)
目で楽しんだ後は口の中へ。外はサクサク、中は柔らかく、あふれる肉汁。その食感に驚く外国人観光客も多いそうです。
ひと通り定番の味わいを楽しんだら、わさび醤油やポン酢など、味付けを変えてみるのも楽しみのひとつ。マスタードや岩塩をちょっとつけるだけで、牛肉の味が変わってきます。
また、牛カツ定食として、ご飯や味噌汁、漬物と一緒に食べるのもまた格別。
おいしい白米との相性抜群。日本に生まれてよかったと思える瞬間です。
作ってみちゃう?
さてこんな旨そうに紹介してしまった牛カツ。おいしそうだなー、で終わらせないのがかまくら魂!
ご自宅でも牛カツ、作ってみませんか?
次回はご家庭でできる牛カツのレシピ、公開しちゃいます!
乞うご期待!