どうモー、うしコラムです。
前回は暦の霜降をむりやり牛肉に結びつけましたが、今回はどんな荒業が飛び出すやら。
10月29日は
もうタイトルから既に分かっていた、という方も多いでしょう。
そう、10(じゅう)29(にく)で10月29日は「獣肉の日」。
読み方は「ジビエ」の日だそうです。
ジビエとは狩猟によって捕獲された野生動物またはその肉を指すフランス語。私たちが日ごろ扱っている牛とは対極にあるような存在ですね。
日本ではジビエと言えばイノシシ・シカ・熊といった動物が挙げられます。
シカやイノシシは、山間部にお住まいの方であれば割と身近にいるかもしれませんよ。私の生活圏内でも夜間カメラを設置してみると、ほらこの通り。
ニホンオオカミが絶滅してからはこうした動物が幅を利かせるようになり、農作物や樹木に被害をもたらすなど、農業・林業にとっては困った存在にもなっています。
ジビエの食べ方
そこで狩猟して私たちの食糧にさせていただくわけですが、相手は野生動物。どんな病気を持っているか分からない!
人にも感染する病原体(寄生虫とか)を持っている場合もありますので、絶対に、ぜっっったいに生で食べてはいけません。よーく加熱することが重要です。
ジビエを安心して安全に食べる仕組みとして、2014年に「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」が策定され、2018年には「国産ジビエ認証制度」が制定されています。
さて、ジビエはえてして癖が強く、味付けや薬味を濃くをした方が食べやすいと言われています。
そこで好まれるのが甘辛く煮る方法。
「大和煮」なんて言葉をきいたことありませんか?
大和煮は肉を醤油・砂糖・生姜で甘辛く煮たもので、もともと缶詰の料理として開発されました。
現在では日本各地のお土産屋に鹿肉の、北海道では熊肉の大和煮缶詰が販売されていますね。
秋田牛の大和煮もある
大和煮からむりやり秋田牛につなげるのですが(笑)。
そんな大和煮ですが、秋田牛もその缶詰になって販売されているのはご存じでしょうか!?
弊社ECサイトで購入でき、長く愛されている商品のひとつです。
そのまま食べてもおいしいのですが、これをもっとおいしく食べる方法はないものでしょうか!?
そう考えて作られたレシピを…
次回紹介します!(続くっ!)
参考:農林水産省HP