どうモー、うしコラムです。
先日、牛の形をしたウイスキーボトルを発見しました。
著作権の都合で直接写真を掲載できないのが残念ですが(コチラから見ることはできますよ)琥珀の液体の入ったボトルは、さながら本物の肉牛のよう。
中身はウイスキーの「ナポレオンXO」とのこと。
ナポレオンと言えば
言わずと知れたフランスの天才軍人にして、フランス革命後の皇帝になった人を思い浮かべます。
そう、この人。「不可能」という言葉を削除した特注品の辞書を持っていました(嘘)。
皇帝になった後、その勢力範囲を広げるのですが、ロシア遠征に失敗し、エルバ島に島流しになります。
しかし不屈の英雄・ナポレオンは島を脱出し復権。フランスに対抗して同盟を組む諸外国と、乾坤一擲ともいうべき戦いを繰り広げることになりました。
戦場は現在のベルギーにあるワーテルロー。
迎え撃つのはイギリス・オランダ連合軍、指揮官は初代ウェリントン公爵ことアーサー・ウェルズリー!
この人こそ、ワーテルローの戦いにてナポレオンを破り、その野望を打ち砕いた人物でした。
ウェリントン公爵の好きなもの
実は初代ウェリントン公爵の名前は、牛に関連する(?)幾つかのものの由来になっています。
ひとつは今も牛どころとして有名なニュージーランドの首都・ウェリントン。
もうひとつは、イギリスでクリスマス料理として親しまれている料理「ビーフ・ウェリントン」。これに関しては諸説ありますが、ウェリントン公爵の好物だったので、その名を冠したと言われています。
それは牛肉のパイ包みで、見た目はそう、こんな感じ。牛肉を塊でいただく、贅沢な一品です。
いかがでしょう、これ、ちょっと食べてみたくありません?
次回はご家庭でも比較的簡単に作れるようにアレンジしたパイ包みレシピをご紹介します!
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