どうモー、うしコラムです。
ゴールデンウィークは皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか?
私?畜産獣医に大型連休なんてないですよーあははー。
2日と3日は牧場の仕事は休みだったのですが。
通常、月末月始は共済に提出するカルテを書くのに大忙しで、今月もその例に漏れずせっせと書き上げる連休でした。
うーん、つまり休んでいないですね。
GW明けには「バナ活の日」がある
今年は6日までお休みで、明けた7日は重い気分で迎えた方も多いのではないでしょうか?
しかし実は7日も特別な記念日。なんと「バナ活の日」!
正式名称「Doleバナ活の日」。生鮮果物や缶詰で有名な株式会社Doleが制定し一般社団法人日本記念日協会が認定・登録した日です。2023年からだそうで、わりと新しい記念日です。
バナナの「ナナ」にちなんで、毎月7日をバナ活の日にしたそうで。
バナ活というのは、そのまんまバナナを食べる活動のことで、1日2本バナナを食べると健康にいいよ、ということなのだそうです。
調べてみると、バナナと牛肉の組み合わせの料理も結構発表されていますね。気になる方は是非ググってみてください!
いずれ、かまくらミートでもオリジナルレシピを作ってみたいと思いました。
牛にもバナ活がある
驚いたことに、昨今、牛に対してもバナ活が注目されています。
バナナは子牛の下痢予防に有効とか、子牛の免疫力を高めるとかいった効果も発表されていて、バナナ配合の飼料もあるほどなのです。
1日1本、5日間バナナを食べさせるとリンパ球(体を守る細胞)が増加した、という実験結果も発表されていますね。
子牛はよく下痢をします。そして脱水が進むとすぐに死に至るので、本当に侮れません。
バナナ数本でそれが防げるなら、牛飼いとしては試しにやってみたいなぁと思います。
さて、これから暑くなっていくと食中毒も増えてきますね。牛も環境中の雑菌が増えるので、下痢や乳房炎が心配な季節になっていきます。
皆様もどうぞお気をつけて!